
会社のSNS担当になったけれど、なにから取り組めばよいのだろうとお悩みの方もいらっしゃると思います。
SNS運用はやみくもに取り組むのではなく、事前に設定すべきことや運用業務を理解することが大切です。
そこで今回は住宅建築業界のWEB担当者様をサポートしているウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)が、会社のSNS担当になったら設定すべきことや運用業務、注意点などを解説します。
SNS担当の役割を網羅的に説明していますので、ぜひ最後までご確認ください。
SNS運用にお悩みの住宅業界の企業様・WEB担当者様は、ウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)へお問い合わせください。
外注に頼らないSNS運用を目指す企業様・WEB担当者様をサポートいたします。
活動内容を見る セミナー・視察会を見る 協会に加盟する目次
住宅建築業界のSNS担当の役割

住宅建築業界のSNS運用は会社の認知拡大や集客につながる重要なマーケティング活動です。
SNS担当は自社の強みや施工事例、住まいづくりの情報などを継続的に発信し、見込み顧客との接点を増やす役割を担います。
住宅は高額で検討期間が長いため、SNSを通じて信頼関係を築くことが重要です。
こちらの記事でWEB担当者について確認できます。
〈関連ページ〉【WEB担当者とは】仕事内容や求められるスキル、活用する媒体・ツールを解説
会社のSNS担当になったら設定すべきこと

会社のSNS担当になったら最初に取り組むべきことは、運用の土台づくりです。
会社のSNS担当になったら設定すべきことは、以下のとおりです。
- 運用の目的
- ターゲット
- アカウントが提供できる価値
- 運用の目標(KPI)
- 運用ルール
- SNSの選定・アカウント設計
運用の目的
SNS運用を始める前に認知拡大や見込み顧客との接点づくりなど、なぜSNSを運用するのかを明確に定めることが必要です。
目的が曖昧なまま運用を続けると投稿の方向性がぶれ、成果につながりにくくなります。
目的を明確にすることで、投稿内容や運用方針を統一させることができます。
集客を目的とする場合には、オンラインとオフライン施策を組み合わせることが有効です。
こちらの記事で集客方法と施策について確認できます。
〈関連ページ〉工務店集客はオンラインとオフラインを組み合わせて戦略的に行う必要がある|集客方法と施策を解説
ターゲット
SNSは誰に届けるかというターゲット設定も重要です。
ターゲットを明確にすることで、発信する情報や投稿で使用する言葉などが定まります。
ターゲットを細かく設定するほど、コンテンツの訴求力が高まります。
アカウントが提供できる価値
SNSでフォローされ続けるアカウントになるためには、フォロワーにとって受け取りたい理由が必要です。
住宅建築業界のSNSアカウントが提供できる価値の例は、以下のとおりです。
- 施工実績
- 家づくりのノウハウや裏側
- スタッフの専門知識
- 間取りのポイント解説
自社の強みを価値として提供することで、他社アカウントとの差別化につながります。
運用の目標(KPI)
運用の目的とターゲット、提供価値が決まったら運用の目標となるKPIを設定します。
KPI(Key Performance Indicator)とは、目標の達成度を数値で測るための指標です。
SNS運用における主なKPIは、以下のとおりです。
- フォロワー数
- インプレッション数
- いいね数
- コメント数
運用ルール
会社のSNS運用を継続するためには担当者が変わっても一貫した運用ができるよう、明確なルールを設定しておくことが重要です。
運用ルールとして設定しておくべき主な内容は、以下のとおりです。
- 投稿頻度
- 投稿時間帯
- 文章のトーンやマナー
- 投稿する画像・動画の基準
- NGワード・NGコンテンツ
- コメント・DMへの対応方針
- 投稿の承認フロー
SNSの選定・アカウント設計
運用の方針が固まったらどのSNSを使うかを選定し、アカウントを設計します。
すべてのSNSを同時に運用しようとすると、リソース不足でコンテンツの質が低下する可能性があります。
最初はプラットフォームを絞り、安定した運用を行うことを目指しましょう。
アカウントの印象を左右するプロフィール文やアイコン画像は、丁寧に設計することが大切です。
住宅建築業界で活用すべきSNS

SNSはプラットフォームごとに、特徴やターゲット層が大きく異なります。
SNSを選ぶ際は自社のターゲットや目的に合ったプラットフォームを選ぶことが大切です。
住宅建築業界で活用すべきSNSは、以下のとおりです。
- TikTok
- YouTube
- X(旧:Twitter)
- LINE
Instagramは写真や動画をメインコンテンツとしたプラットフォームです。
施工事例や内装、外観の美しさを視覚的に伝えることができます。
主なターゲットは10〜30代の若年層です。
こちらの記事でInstagram企業アカウントの注意点について確認できます。
〈関連ページ〉【建築業界向け】Instagram企業アカウントの注意点10選|炎上・凍結対策
TikTok
TikTokは短尺動画に特化したプラットフォームです。
若年層の利用率が高いため、若い世代の求職者へのアプローチに活用できます。
ターゲットの年代層が高い場合には、他のプラットフォームと組み合わせて活用するのがおすすめです。
YouTube
YouTubeは動画コンテンツに特化したプラットフォームで、長い動画の情報発信に強みがあります。
ルームツアーで住宅のイメージを伝えたり、修理系リフォームの集客に特化させたりと多様に活用できます。
主なターゲットは30〜40代です。
X(旧:Twitter)
Xはテキストを中心としたリアルタイム性の高いプラットフォームで、情報感度の高いユーザーが多く集まります。
専門知識やキャンペーン、イベント情報の発信に活用できます。
主なターゲットは10〜30代です。
LINE
LINEは普及率が高く、既存顧客との関係維持に強みを発揮します。
LINE公式アカウントを活用することで、顧客に見学会や相談会の案内を届けることができます。
リッチメニューから会社のホームページや資料請求ページへ誘導することも可能です。
主なターゲットは30〜40代です。
Facebookは実名制のプラットフォームです。
Instagramと併用されることが多く、施工事例などを通じてブランドの持つ世界観を伝える用途などで活用されています。
主なターゲットは30〜50代です。
会社のSNS運用にお悩みの企業様・WEB担当者様は、ウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)へお問い合わせください。
ターゲットや目的に合わせたSNS運用を含めたWEB集客をサポートいたします。
活動内容を見る セミナー・視察会を見る 協会に加盟する会社のSNS担当になったら行う運用業務

施工事例や家づくりの情報などを継続的に発信することで、見込み顧客との接点を増やせます。
会社のSNS担当になったら行う運用業務は、以下のとおりです。
- 投稿計画を立てる
- コンテンツ投稿
- コメントへの返信
- 分析
- 仮説検証
- リスク管理
投稿計画を立てる
投稿テーマや頻度、目的などをあらかじめ設定します。
計画を立てずに投稿を続けると発信内容に一貫性がなくなり、ブランドイメージの形成が難しくなります。
月単位や週単位でスケジュールを組んで可視化しておくと、複数人での運用や社内共有もスムーズです。
コンテンツ投稿
投稿計画にもとづき、プラットフォームの特性を踏まえたコンテンツを投稿します。
誤字脱字を防ぐとともに情報の正確性を保ち、信頼を維持することが重要です。
担当者が変わっても一貫した発信を維持し、一定以上の質を保つことを心がけましょう。
コメントへの返信
コメントへの返信は信頼関係を高めるうえで欠かせない業務です。
返信の対応時間やネガティブコメントの対応の方針をあらかじめ定めておくことが大切です。
コメントへ丁寧かつ迅速に対応することで、成約率の向上にもつながります。
分析
定期的な分析は、SNS運用を改善するために欠かせません。
パフォーマンスが高かった投稿やKPI達成状況などを、タイミングを決めて確認しましょう。
分析結果を記録し過去データと比較ができる状態に整えておくと、傾向の把握や改善施策に役立ちます。
仮説検証
分析した数値をもとに投稿が伸びた理由や反応が悪かった原因を考察し、次の投稿に活かすのが仮説検証です。
SNS運用は単発の施策で大きな成果を出すことは難しく、小さな仮説検証を継続的に積み重ねることが重要です。
会社アカウントのデータを蓄積しながら、自社にとっての最適解を見つけていくことが大切になります。
リスク管理
SNS運用においてリスク管理は軽視できません。
SNSは情報の拡散速度が速く、一度の誤投稿や不適切な発言がイメージに影響を与える可能性があります。
社内でガイドラインを設定し、避けるべき投稿や承認フロー、トラブル発生時の手順を明記しておくと対応がスムーズになります。
会社のSNS担当になったら気をつけるべき注意点

SNS運用は継続性が求められる業務であり、ひとつひとつの投稿が会社のイメージや集客成果に直結します。
会社のSNS担当になったら気をつけるべき注意点は、以下のとおりです。
- 目的や目標に合わせた投稿を続ける必要がある
- フォロワー数だけにこだわらない
- 炎上リスクに備える
- 運用を属人化させない
目的や目標に合わせた投稿を続ける必要がある
SNS運用において目的や目標を定めた運用をすることは重要です。
目的や目標からずれた投稿が続くと、数字が積み上がっても成果につながりにくい状況が生まれます。
長期的に成果を出すために、目的に合った投稿となっているか意識しましょう。
フォロワー数だけにこだわらない
SNS運用を始めると、わかりやすい指標であるフォロワー数が気になりやすくなります。
フォロワー数が多くても投稿に対する反応が薄い場合、集客や問い合わせにつながりにくくなります。
フォロワー数だけではなく、本来アプローチしたい見込み顧客にリーチする視点が大切です。
炎上リスクに備える
炎上とは投稿内容に対して批判や非難のコメントが集中し、拡散される状態です。
炎上が発生するとイメージの低下だけでなく、謝罪対応や投稿削除などの緊急対応が必要となり、通常業務への影響も大きくなります。
施工事例の写真に個人情報が映り込んでいるケースなど、リスクを未然に防ぐ意識が必要です。
運用を属人化させない
SNS運用を特定の担当者だけが把握している状態は、長期的な運用においてリスクになります。
属人化が進むと担当者の異動や退職などで運用が止まったり、ノウハウが引き継がれなかったりする問題が生じます。
属人化を防ぎチームで運用できる環境を整えることが、長期的なSNS運用の安定には不可欠です。
SNSに関するお悩みをお持ちの企業様・WEB担当者様は、ウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)へお問い合わせください。
外注に頼らずに成果を出すSNS運用を実現させたい企業様・WEB担当者様をサポートいたします。
活動内容を見る セミナー・視察会を見る 協会に加盟するまとめ
会社のSNS担当になったら設定すべきことや運用業務、注意点などを解説してきました。
SNS運用は目的や目標を定め、属人化を防ぎチームで運用することが大切です。
今回紹介した情報を参考にして自社の目的に応じたSNS運用を行い、成果につなげていただけると幸いです。