
WEBサイトを持つ企業は多いですが、それを集客や受注の獲得に活かしきれていないところは少なくありません。
しかし、「WEBサイトの効果的な運用方法が分からない」「今のサイトをどこから改善すればいいか迷っている」という方も多いはずです。
そこで今回は、住宅・建築業界のWEB担当者育成をサポートするウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)が、WEBサイト運用セミナーを受講するメリット・デメリットと、効果的なセミナーを選ぶポイントについて詳しく解説します。
WEB運用や集客に関するお悩みをお持ちの住宅業界の企業様・WEB担当者様は、ウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)にお問い合わせください。
「外注に頼らないWEB体制づくり」を目指す企業様・担当者様を全力でサポートいたします。
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WEBサイト運用セミナーとは|目的・講義内容

WEBサイト運用セミナーとは、WEBサイトを所有している方や開設を検討中の方に向けて、より集客効果を高めるためのノウハウを指導する勉強会や研修を指します。
総務省のアンケート調査によると、企業のホームページ開設率は全体の平均で93.2%にまで達しており、どの産業でも90%を上回っています。

この傾向は社員が100名以上いる大規模の企業だけではなく、10名以下の会社でも同様で、今や自社サイトの開設は、顧客からの問い合わせ獲得に必須のアイテムと言っても過言ではありません。
なぜなら、総務省の公表データでは、「インターネットが情報源として欠かせない」と回答した人の割合は10〜50代で70%を超えており、60代でも47.1%、70代以上でも19.9%に達するためです。
しかし、人的リソースが限られる中小企業では、WEBサイト運用の専門スタッフを雇用できず、さらに社内でもどのようにホームページを扱えば良いか困っているところは少なくありません。
そこでおすすめするのが、WEBサイト運用セミナーの受講です。
目的
WEBサイト運用セミナーの目的は、講義のレベルや内容によって異なりますが、主に以下の習得を目指す内容で構成されます。
- 既存WEBサイト改善の検討方法
- 既存WEBサイトの安全な運用方法
- 既存WEBサイトのアクセス数・コンバージョン率※の向上
- インターネットにおけるトレンドやリスクなどの最新情報
- 既存WEBサイトとSNSの連携(相乗効果向上)の方法
※コンバージョン率:CVRや転換率とも呼ばれ、WEBサイトを訪問したユーザーのうち、商品購入・資料請求・問い合わせなど、具体的な成果(=コンバージョン)に至った人の割合を指し、高いほどWEBサイトの集客効果が高いことを意味する
主な講義内容
WEBサイト運用セミナーは、目的を達成するために主に以下の講義を受けられます。
- インターネットが取り巻く環境や最近の傾向(AIツールの活用など)
- 既存WEBサイトのアクセス分析方法(Googleアナリティクス※の見方など)
- 既存WEBサイトの問題点を見つける方法
- 既存WEBサイトの改善策立案方法
- SEO※・MEO※の基礎知識
- WEBコンテンツの運用方法(ブログやコラム、事例紹介の作成方法など)
- CMS※やWEBツールの活用方法
- サイト保守などのセキュリティ対策(トラブルの防止方法やバックアップ管理の方法など)
※Googleアナリティクス:WEBサイトの利用状況(閲覧数や閲覧者の属性、サイトに行き着いた検索キーワードなど)を確認できるGoogleが提供する無料アクセス解析ツールで、マーケティング戦略やサイトの改善検討に役立つ
※SEO:Search Engine Optimizationの略称で、Googleなどの検索結果で自社サイトを上位表示させるための施策を指し、攻略すると、広告費を抑えてサイトの訪問者数を増やせる
※MEO:Map Engine Optimizationの略称でローカルSEOとも呼ばれ、Googleマップなど地図検索サービスの検索結果で自社サイトを上位表示させるための施策を指し、地域を限定した集客が可能
※CMS:コンテンツ管理システムの略称で、HTMLやCSSなどコーディング知識がなくても、WEBサイトの制作・編集・管理などができるシステムで、WordPress(ワードプレス)が代表的
〈関連ページ〉「SEO対策とは何か」をわかりやすく解説|住宅・建築業界向けの基本の仕組みと具体例
〈関連ページ〉SEOとMEOの違い|住宅・建築業界のWEB担当者が迷わない判断軸と使い分け
WEBサイト運用セミナーを受講するメリット

WEB運用セミナーを受講するメリットは、以下の通りです。
WEBサイトの集客・求人効果が高まる
WEBサイト運用セミナーでSEO・MEOのコツや、コンテンツの作成方法が分かれば、サイト訪問者を増やせてオンライン集客や求人の効果が高まります。
WEBサイトは同じ業種の会社が多数開設しているため、運用しなければ誰からも見つけてもらえません。
逆に、WEBサイトをうまく運用できれば、中小企業のホームページが大企業のホームページよりもGoogle検索で上位表示され、多くのユーザーに閲覧してもらえる可能性も十分あります。
〈関連ページ〉サイト改善で競合との差別化と長期的な顧客育成を目指す|ポイントや手順、指標を解説
WEBサイト運用を内製化できる
WEBサイト運用セミナーを受講すると、ホームページの効果分析や編集を社内スタッフで対応できるようになり、WEB運用会社への外注費を削減できます。
すぐに内製化できなくても、WEB運用会社の担当者とより専門的なコミュニケーションを取れると、ホームページの効果を高めることも可能です。
また、社内でWEB運用に詳しいスタッフがいると、トラブル発生時やすぐにサイトを更新したい時に即時対応できる点は、他社との差別化につながります。
〈関連ページ〉ホームページで集客できない原因は「運用体制」にあり|住宅・建築会社に多い改善ポイント
WEBのトレンドが分かる
WEBサイト運用セミナーに参加すると、インターネットの最新トレンドや新たな手法などを学べます。
WEBの世界は目まぐるしく移り変わっており、SEO・MEOの手法も1年前と今では異なるため、基礎知識を身につけた方でも継続的な学習が必要です。
最近は、Google検索のAIモード※がリリースされたこともあり、WEBコンテンツでもAI対策が求められ、関連するセミナーが増えています。
※Google検索のAIモード:検索結果の画面上部に表示される「AIによる概要」を指し、生成AIが検索意図を踏まえて、複数のサイトから必要な情報を抽出・要約する機能
WEBサイト運用セミナーを受講するデメリット・注意点

WEBサイト運用セミナーを受講すると、自社ホームページの集客力を高めるという大きなメリットを得られますが、一方で、参加する前に知っておいていただきたいデメリットや注意点もあります。
目的・レベルに合わないと効果が出ない
WEBサイト運用セミナーは、受講の目的や参加者のレベルに合うものを選ばないと、思うように効果が出ません。
そのため、セミナー参加の前に、まずは社内で以下の点をまとめるところから始めましょう。
- なぜ、WEBサイトを運用したいのか
- 既存WEBサイトの問題点はどこか
- WEBサイトを運用して、どのような結果を出したいか
- 社内担当者のWEB運用に関する知識はどのくらいか
これらが明確になることで、より効果的なセミナーを選べます。
一度の受講では効果が一時的
WEBサイトの運用方法は変化し続けており、古い手法を続けると効果が段々と低下する可能性があるため、セミナーは継続的な受講が必要です。
1回もしくは数回で完結するセミナーでは、継続的に受講するために、何度も新たなコースを選ばなくてはいけない可能性があるのでご注意ください。
業種ごとに独自の手法も必要
サイト分析やSEO・MEOの手法は、どのWEBサイトでも活用できますが、業種によっては独自の運用方法を取り入れた方が効果を上げられる可能性があります。
例えば、建築に関わる業種では、施工事例ページの内容や見せ方によって問い合わせ獲得の確率が変わり、SEOに効果的なコラムのテーマ選定にもコツが必要です。
そのため、セミナーの効果を高めるためには、より会社の業種に沿った専門性の高いものを選ぶことが重要になります。
WEBサイト運用セミナーの種類

WEBサイト運用セミナーは、主にオンライン・オフラインで実施されるものに分かれ、それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なります。
| 方式 | メリット・デメリット |
|---|---|
| オンラインセミナー (ライブ配信) | 【メリット】 ・受講者はパソコンやスマホから自宅や会社など好きな場所から参加できる(場所の制約がなく、移動時間が不要) ・講師や他の受講者とオンタイムで繋がるため、分からないところをその場で質問できたり、他の意見を聞けたりする(学習効果や知識定着が容易) ・受講者同士のコミュニティを作りやすい 【デメリット】 ・開催時間が決まるため、仕事の都合でうまく参加できない可能性がある ・講義のペースについていけないと、思うように学習できない |
| オンラインセミナー (アーカイブ配信) | 【メリット】 ・受講者はパソコンやスマホから自宅や会社など好きな場所から参加できる(場所の制約がなく、移動時間が不要) ・空いた時間に受講でき、何度でも見返せる(時間の制約がなく、振り返り学習が可能) 【デメリット】 ・その場で分からないことを質問できない(メールなどの問い合わせにより後日回答をもらう) |
| オフラインセミナー (対面) | 【メリット】 ・対面で講師や他の受講者と繋がれるため、分からないところをその場で質問できたり、他の意見を聞けたりする(学習効果や知識定着が容易) ・オンラインよりも受講者同士のコミュニティを作りやすい ・実演を見ながら学習でき、理解度が高い 【デメリット】 ・開催場所と時間が決まっているため、仕事の都合でうまく参加できない可能性がある ・講義のペースについていけないと、思うように学習できない |
このように、セミナーはスタイルによってメリットとデメリットが異なるため、最近はオンラインを中心にしながらもオフラインの研修を実施する場合も多く、ライブ配信や対面のセミナーを後からアーカイブ視聴できるサービスを展開するところが増えています。
活動内容を見る セミナー・視察会を見る 協会に加盟する効果的なWEBサイト運用セミナーを選ぶポイント

WEBサイト運用セミナーを選ぶ際には、より効果的な講義を受けるために、多角的なチェックポイントを押さえましょう。
セミナーの講義内容・レベル
WEBサイト運用セミナーは、様々な企業・団体が開催しており、その講義内容やレベルも多様なので、目的や参加者の知識レベルに合うセミナーを選びましょう。
主なチェックポイントは以下の通りです。
- セミナーは、初心者・中級者・上級者のどれを対象としているか
- 講義内容(プログラム)が知りたい内容や目的に合っているか
- 質問できるセミナーかどうか
セミナーの開催方法
仕事と並行してセミナーに参加する場合、開催方法は重要なチェックポイントになります。
時間と場所の制限がないアーカイブ配信のオンラインセミナーが最も参加しやすいですが、WEB運用初心者の方や、疑問・質問をすぐに解決したい方は、ライブ配信のオンラインセミナーか、講師と直接対面できるオフラインセミナーがおすすめです。
継続的に参加したい方は、オンラインとオフラインの両方で講義を受けられるセミナーを選びましょう。
講師の経歴・実績
WEBサイト運用の講義は、主にWEBマーケティング会社のスタッフやWEBコンサルタントなどが行いますが、講師の経歴や実績もぜひチェックしてください。
講師がどのような職歴を経ているか分かると、自社との親和性が見えてきます。
講師の著書やメディアへの掲載実績も、セミナー選びの参考になります。
セミナーの業界専門性
よりリアルで実務に沿ったWEB運用の方法を知りたい方は、特定業界に特化したセミナーがおすすめです。
業界を限定したWEBサイト運用セミナーでは、同じ悩みを持つ同業者の人と知り合えるため、満足度も高まります。
また、WEBに関する業界ならではの問題点を解決できる方法などを質問できる点もポイントです。
アフターフォローなどの付帯サービス
セミナーを選ぶ際には、ぜひ受講後に受けられるサービスや、受講者のコミュニティ交流についてもご確認ください。
主なチェックポイントは以下の通りです。
- 気軽に質問できる体制が整っているか
- セミナー以外の催し物はあるか
- 受講者のコミュニティ交流の場があるか
アフターフォローや受講者の交流が活発なセミナーは、参加者のモチベーションや継続性につながります。
建築・建設業界の企業様で「社内で優秀なWEB担当者を育てたい」「WEBマーケティングを外注に丸投げせず、自社でできることに取り組みたい」という方は、ウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)へお問い合わせください。
住宅・建築業界に特化し、イベント運用とWEB集客をつなげるための考え方や体制づくりをサポートいたします。
〈関連ページ〉【住宅・建築業界】WEB担当者に向いている人の特徴|スキルなし未経験でも成果を出すステップ
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WEBサイト運用セミナーは、自社ホームページの集客効果を高めたい方におすすめのツールです。
ただし、より効果を出したい方は、受講前にデメリットや注意点、セミナー選びのポイントを知ることが重要になります。
自社でWEB担当者を育成したい方は、達成したい目的に合ったセミナーを選びましょう。
今回の内容が、建築・住宅業界の中小企業様における集客・求人の悩みを改善するきっかけになれば幸いです。