住宅会社のイベント集客が伸びない原因|企画より先に整理したい3つの視点

公開日:2025.12.10
最終更新日:2025.12.20

住宅会社のイベント集客が伸びない原因|企画より先に整理したい3つの視点

住宅・建築業界では、完成見学会や相談会を実施しても、思うように集客や問い合わせにつながらず悩んでいる住宅会社も多く見られます。

とくに、「イベントの告知や集客を任されたものの、何から手をつければいいのかわからない」と感じている未経験のWEB担当者や、運用を兼務している担当者は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、住宅・建築業界のWEB担当者育成をサポートするウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)が、住宅会社のイベントをWEB運用と切り離さずに考えるための基本的な視点をわかりやすく解説します。

専門知識がなくても理解できる内容ですので、イベント集客の考え方を基礎から押さえたい方は、ぜひ最後までご確認ください。

WEB運用や集客に関するお悩みをお持ちの住宅業界の企業様・WEB担当者様は、ウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)にお問い合わせください。

「外注に頼らないWEB体制づくり」を目指す企業様・担当者様を全力でサポートいたします

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住宅会社のイベントが成果につながりにくいのはなぜか

住宅会社のイベントが成果につながりにくいのはなぜか

完成見学会や相談会など、住宅会社のイベント自体は珍しいものではありません。

それでも成果につながらないケースが多いのは、イベントそのものではなく、運用の考え方に共通した課題があるためです。

イベント開催が目的になっている

住宅会社のイベントでよく見られるのが、「開催すること」自体がゴールになってしまう状態です。

日程を決めて告知し、当日を迎えた時点で一区切りとなり、その後の反応や次につなげる視点が置き去りになりがちです。

この場合、イベントの良し悪し以前に、成果を生む前提が整っていないことが少なくありません。

イベントとWEB集客が別々に考えられている

「イベントは現場の取り組み」「WEB上の集客は広報や制作会社の担当」と分けて考えられているケースも多く見られます。

その結果、イベント内容とホームページ上の情報に一貫性がなく、伝えたいポイントが十分に伝わらない状態になります。

イベントとWEB集客が連動していないこと自体が、成果を遠ざける要因です。

制作・運用・改善の役割が整理されていない

イベントに関するページを「誰がつくり」「誰が更新し」「誰が振り返るのか」が曖昧なまま進んでいるケースも多く見られます。

制作で止まり、運用や改善まで意識が回らない状態では、結果が見えにくくなります。

イベントがうまくいかない原因は、個々の作業ではなく、役割設計不足にあることも多いのです。

住宅会社のイベント集客成功事例

住宅会社のイベント集客成功事例

イベントが成果につながらないケースがある一方で、問い合わせの増加や、その後の商談・契約につながっている成功事例も存在します。

ここでは、実際に成果を上げているイベント事例を取り上げ、どのような点が結果につながっているのかを整理していきます。

【相談会系イベント】家づくり勉強会・資金相談会など

資金相談会や家づくり勉強会は、家づくりを検討し始めたばかりの層でも参加しやすい点が特徴です。

A社では、初心者向けの家づくり講座を実施しました。

【A社|家づくり勉強会の事例概要】

項目内容
イベントの種類家づくり勉強会(資金計画や住宅性能、住宅ローンの基礎知識)
イベントの位置づけ商品説明ではなく、不安や疑問を整理する場
対象家づくりを検討し始めたばかり層
成果につながった要因初期段階の悩みに寄り添い、参加のハードルを下げた

相談会系イベントは、初期の接点づくりとして配置することで次の行動につながりやすくなります。

【見学会系イベント】完成見学会・構造見学会など

完成見学会や構造見学会は、実際の建物を見ることで家づくりを具体的にイメージできる点が強みです。

B社では、完成前の住宅を公開する構造見学会を実施しました。

【B社|構造見学会の事例概要】

項目内容
イベントの種類構造見学会(完成後には見られない骨組みや構造部分を公開)
イベントの位置づけ構造理解を深める場
対象検討段階が一段進んだ層
成果要因WEB上で伝えにくい価値を現場体験で補完できた

このように、見学会は「どの段階の人に何を届けるか」を整理することで成果が期待できます。

【体験・参加型イベント】モデルハウスを活用した例

体験・参加型イベントは、住宅会社や住まいの雰囲気を自然に伝えられる点が魅力です。

C社では、モデルハウスへの体験宿泊を実施しました。

【C社|モデルハウス体験宿泊の事例概要】

項目内容
イベントの種類モデルハウス体験宿泊(宿泊を通じて間取りや動線、設備の使い勝手を体感)
イベントの位置づけ見学では伝えきれない暮らし心地の理解促進
対象家づくりに興味を持ち始めた層・比較検討層
成果要因実際の体験により、検討意欲が高まった

このように、体験・参加型イベントは、理解と信頼を深める場として機能させることで、その後の理解や信頼形成につながりやすくなります。

ただし、イベントだけで集客を完結させることは難しく、成果を安定させるためには、受け皿となるホームページの運用体制も大切です。

ホームページで集客できない原因については、こちらの記事をご確認ください。

イベント事例を参考にしながら、自社に合った集客やWEB運用の考え方を整理したい方は、ウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)へお問い合わせください。

住宅・建築業界に特化し、イベント運用とWEB集客をつなげるための考え方や体制づくりをサポートいたします

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イベント企画の成否は「何をやるか」より「誰に・何のために」で決まる

イベント企画の成否は「何をやるか」より「誰に・何のために」で決まる

住宅会社のイベント企画で成果に差が出るのは、企画内容そのものではありません。

イベントを考える前に、「ゴールまでの道筋が定まっているかどうか」が結果を大きく左右します。

とくに重要なのは、以下の3点です。

  • 誰に向けたイベントなのかが明確か
  • イベントを通して何につなげたいのかが決まっているか
  • 他社の事例をそのまま当てはめていないか

ターゲットが曖昧なままでは、内容が広がりすぎて誰にも刺さらないイベントになりがちです。

また、問い合わせや次回相談など、次の行動を想定していないと、イベントの役割がぼやけてしまいます。

さらに、他社の事例は参考にはなっても、そのまま真似して成果が出るとは限りません。

自社の立ち位置に当てはめて考え直せているかが、企画の成否を分けます。

住宅会社のイベントとWEB運用は切り離せない

住宅会社のイベントとWEB運用は切り離せない

住宅会社のイベントが思うような成果につながらない理由として多いのが、イベントとWEB運用を別々のものとして考えてしまっていることです。

「イベントは現場の取り組み」「ホームページは告知用のツール」と役割を分けてしまうと、それぞれが点の施策になり、結果として次の行動につながりにくくなります。

イベントを単体で考えるのではなく、WEB運用とセットで一連の流れとして捉えることが大切です。

イベントは「告知して終わり」ではない

住宅会社のイベントでは、開催情報をホームページやSNSで告知し、当日が終わると一区切りになってしまうケースがよく見られます。

しかし、大切なのは以下のような流れを意識できているかどうかです。

  • イベント前:「参加したい」
  • イベント中:「もっと知りたい」
  • イベント後:「この会社に相談しよう」

イベントは当日だけでなく、前後にどんな情報を届けるかまで含めて設計することで、次の行動につながりやすくなります。

ホームページは「お客様の判断材料を整えておく場所」

ホームページは、単に情報を掲載する場所ではありません。

お客様が「どの住宅会社に相談するか」を考える際に、判断の材料をわかりやすく整理して伝える役割があります。

住宅は検討期間が長いため、情報をただ並べるのではなく、お客様の理解が少しずつ深まるように整える視点が重要です。

そのため、本質的にWEB運用を考える必要があります。

ホームページを「判断材料を整える場所」として機能させるためには、基本的なSEOについても押さえておきたいところです。

初心者向けのSEO内製化については、こちらの記事をご確認ください。

イベントやWEB運用を特定の人だけに任せすぎない

イベントやWEB運用が特定の担当者や制作会社に任せきりになると、「なぜこのやり方なのか」「何を改善すればよいのか」がわからなくなりがちです。

判断軸が共有されないまま運用が続くと、同じ施策を繰り返すだけになり、成果が出ない原因も見えにくくなります。

イベントとWEB運用を切り離さず、社内で判断軸を共有できているかどうかが、運用を安定させるうえでの大きなポイントです。

イベント運用で「判断を社内に残す」会社が増えている

イベント運用で「判断を社内に残す」会社が増えている

住宅会社のイベント運用では、これまで外部の企画会社や制作会社に任せるケースが多くありました。

しかし最近は、「作業は外注しても、判断は自社で持つ」という形に変えている会社が増えています。

外注任せでは改善スピードが上がりにくい

イベントページの修正やSNS投稿の内容変更など、小さな改善でも外注先に依頼すると、確認や調整に数日かかることがあります。

「今週末のイベント参加者が少ないから、急いで告知文を変えたい」と思っても、すぐに対応できません。

外注そのものが悪いわけではなく、社内で良し悪しを判断できない状態が、改善スピードを下げてしまう原因になります。

大切なのは「作業を全部やること」ではない

WEB運用の内製化の本質は、作業をすべて自社で行うことではありません。

イベントやWEB上の反応を見て、「次はどこを直せば結果につながりやすいか」を考え、判断できる人が社内にいることが重要です。

必要に応じて外部のサポートを取り入れながら、考え方や判断の軸を社内で共有できていれば、イベントやWEB運用は無理なく回していくことができます。

その土台をつくるために欠かせないのが、WEB担当者の育成です。

WEB担当者の育成は「WEB運用の内製化を進めるための手段」であり、運用が一段階成熟した状態をつくることにつながります。

そう聞くと、「WEB担当者の仕事内容を今一度整理したい」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

住宅・建築業界のWEB担当者の仕事内容については、こちらの記事をご確認ください。

住宅・建築業界ではWEB担当者の育成が重要

住宅・建築業界ではWEB担当者の育成が重要

住宅会社のWEB運用では、業界特有の検討プロセスや顧客心理を理解しているかどうかが成果を左右します。

やり方を断片的に学ぶより、考え方から整理することで運用の再現性が高まります。

ただし、正解は1社1社異なるため、業界特化で学べる場が欠かせません。

やり方探しで迷う前に、学ぶ場所を選ぶという選択肢も検討してみてください。

住宅・建築業界の特性に合わせてWEB担当者を育成したい方は、ウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)にお問い合わせください。

研修・セミナー・コンサルティングを通じて、イベントやWEB運用を社内で判断できる力を育てるサポートを行います

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まとめ

住宅会社のイベントについて、イベントの役割やWEB運用の考え方、WEB担当者育成の視点までを整理しました。

住宅・建築業界では、イベントとWEB発信をどうつなげて集客や問い合わせにつなげるかを考えられる体制が重要になります

今回の内容が、イベントを「やって終わり」にせず、次の行動や改善につながるきっかけになれば幸いです。

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