住宅・建築業界のホームページ維持費|費用相場・内訳と適正な管理コストの考え方

公開日:2025.12.07
最終更新日:2025.12.20

住宅・建築業界のホームページ維持費|費用相場・内訳と適正な管理コストの考え方

住宅・建築業界では、「ホームページを作った後の維持費や外注費が適正か」を判断できず、運用に悩むWEB担当者や経営者の方が少なくありません。

そこで今回は、住宅・建築業界のWEB担当者育成をサポートするウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)が、ホームページ維持費の相場や内訳、外注と内製化の考え方を解説します。

維持費に振り回されない運用を目指したい方は、ぜひ最後までご確認ください。

WEB運用やSEO対策に関するお悩みをお持ちの住宅業界の企業様・WEB担当者様は、ウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)にお問い合わせください。

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ホームページ維持費の相場|月額いくらが目安か

ホームページ維持費の相場|月額いくらが目安か

ホームページ維持費は、運用体制によって月額の目安が大きく変わります。

重要なのは金額そのものではなく、「誰が・何を・どこまで担当しているか」です。

まずは一般的な相場感を整理しましょう。

自社運用・一部外注・フル外注で変わる維持費の目安

ホームページ維持費の相場は、主に以下のとおりです。

運用体制月額の目安主な内容
自社運用5,000円前後/月サーバー・ドメイン費用のみ。更新は自社対応
一部外注10,000〜20,000円/月軽微な更新や相談対応など
フル外注20,000〜100,000円/月保守・更新・管理をまとめて依頼
集客まで依頼50,000円〜/月SEO対策・分析・改善提案を含む

※自社運用の場合でも、使用するサーバーやツールによってはこれ以上かかるケースがあります。

このように、ホームページ維持費=月額費用相場は一律ではありません

管理費相場が高いか安いかではなく、「業務範囲に見合っているか」が判断基準になります。

住宅・建設業界で維持費が高くなりやすい理由

住宅・建設業界では、以下のような理由で維持費が上がりやすい傾向があります。

  • 施工事例やイベント情報の更新頻度が高い
  • 写真点数が多く、差し替え作業に手間がかかる
  • 問い合わせフォームの不具合が機会損失につながる

これらは技術的な対応や安全性も求められるため、社内対応が難しくなりがちです。

その結果、更新や確認作業を外注するケースが増え、維持費が膨らみやすくなります。

そのため、維持費を「高いかどうか」ではなく「適正かどうか」で見直す視点が欠かせません。

ホームページ維持費の内訳|何にお金がかかっているか

ホームページ維持費の内訳|何にお金がかかっているか

ホームページの維持費は、「毎月なんとなく払っている費用」になりがちですが、中身を分解すると役割がまったく異なる費用の集合です。

ここでは、ホームページ運用費用を「必須コスト」と「調整可能コスト」に分けて整理し、経営判断に使える視点で解説します。

サーバー・ドメインなど必ずかかる固定費

サーバーやドメインは、ホームページを公開し続けるために欠かせない固定費です。

ここを止めてしまうとサイト自体が表示されなくなるため、基本的に削減はできません。

項目費用の目安特徴
サーバー費用1,000〜3,000円/月データ保管・表示の土台
ドメイン費用1,000〜3,000円/年住所にあたるもの
SSL証明書(※)無料〜数千円/年問い合わせフォームなどの情報や通信を保護する仕組み

これらは「必須コスト」に分類されます。

サーバー維持費がどれくらいかかるかはプラン次第ですが、最低限の固定費として把握しておくことが重要です。

保守・管理・更新で発生する運用コスト

次に発生するのが、ホームページを安全に・正しく使い続けるための運用コストです。

外注の有無や更新頻度によって、金額に差が出やすい部分でもあります。

内容費用の目安分類
バックアップ・監視5,000〜10,000円/月必須コスト
不具合対応月額に含まれる場合あり必須コスト
お知らせ・事例更新5,000円〜/月調整可能コスト

保守や最低限の管理は固定的に必要ですが、更新作業は内製化することで調整が可能です。

この切り分けができるかどうかで、運用費用のコントロールしやすさが変わります。

集客(SEO・広告・分析)を含めると費用はどう変わるのか

集客施策を含めると、ホームページ維持費は「守る費用」から「伸ばす費用」へと性質が変わります。

ここは目的に応じて、柔軟に判断すべき領域です。

内容費用の目安分類
SEO対策20,000〜50,000円/月調整可能コスト
広告運用30,000円〜/月調整可能コスト
アクセス解析・改善10,000〜30,000円/月調整可能コスト

集客関連はすべて調整可能コストにあたります。

そのため、WEB担当者や経営者が内容を理解し、「今やるべきかどうか」を判断できる状態であることが必要です。

このように、維持費の内訳を役割ごとに整理すると、削ってはいけない費用と、見直せる費用が明確になります。

感覚ではなく構造で捉えることが、無理のないホームページ運用につながります。

ホームページでの集客やアクセス解析については、こちらの記事をご確認ください。

無料・格安ホームページは見えない負担が発生していることも

無料・格安ホームページは本当に維持費がかからないのか

無料や格安のホームページはコストを抑えられるように見えますが、金銭以外の負担が発生しているケースも少なくありません。

月額費用がかからない反面、以下のような対応を社内で行う必要があります。

  • 更新方法や操作手順を調べる
  • 表示崩れや不具合が起きた際の原因を確認する
  • 自社で対応するか、外部に相談するかを判断する

結果として、WEB担当者や経営者の時間を消費します

これらは請求書には表れませんが、人件費や判断コスト、更新が止まることによる機会損失として積み重なります。

無料・格安プラン自体が問題なのではなく、誰がどこまで運用・判断を担うのかを整理せずに選ぶことが、後から負担を大きくする原因になるのです。

ホームページの運用や判断に迷っている方は、ウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)にお問い合わせください。

住宅・建築業界に特化したWEB担当者育成の視点から、無理のない運用の考え方をご案内いたします

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外注の維持費が重いと感じたら「内製化」を考えるタイミング

外注の維持費が重いと感じたら「内製化」を考えるタイミング

ホームページの制作や管理を外注していると、「毎月の運用費用が思ったより重い」と感じることがあります。

そうした場合の選択肢として挙がるのが内製化ですが、単純なコスト削減策として捉えると失敗しやすい点には注意が必要です。

外注を続けた場合に起こりやすい課題

外注によるホームページ制作・管理にはメリットもありますが、以下のような悩みが出やすくなります。

  • 簡単な修正でも費用や時間がかかる
  • 依頼内容を毎回説明する手間が発生する
  • 管理費や運用費用の内訳が見えにくい

結果として、「なぜこの費用がかかっているのかわからないまま支払っている」という状態になりがちです。

この状況が続くと、外注費用に対する納得感が下がりやすくなります。

内製化で負担を軽くできる業務/できない業務

内製化を検討する際は、すべてを自社で抱え込まないことが重要です。

業務内容を整理すると、内製化の向き・不向きがはっきり分かれます。

内製化しやすい業務専門性が必要な業務
・施工事例やお知らせの更新
・画像や文章の差し替え
・更新内容の企画、判断
・サーバー管理、障害対応
・セキュリティ対策
・SEOの設計や技術対応

更新や企画の判断は内製化しやすい一方、無理にサーバー管理などの範囲まで行うとセキュリティ上のリスクが高まり、サイト停止や情報漏えいにつながる可能性もあります。

外注と内製化を分けて考えることが、現実的な運用につながります。

内製化がうまくいかない理由

内製化が途中で止まってしまう原因の多くは、担当者のスキルや判断軸が不足していることです。

  • 何を自社で判断してよいかわからない
  • 外注に相談すべきか迷って対応が遅れる
  • 自己流になり、成果が出にくくなる

内製化は「作業をすべて自社でやること」ではなく、正しく判断できるWEB担当者を育てることが前提になります。

この視点を持たずに内製化を進めると、結果的に運用が回らなくなり、再び外注に戻るケースも少なくありません。

そのため、内製化を成功させるには、担当者の育成と外注の役割整理をセットで考えることが欠かせないのです。

住宅・建築業界のWEB運用、SEO内製化については、こちらの記事をご確認ください。

WEB担当者がいる会社は、維持費をコントロールできる

WEB担当者がいる会社は、維持費をコントロールできる

ここまで、維持費の内訳や内製化について見てきました。

実は、これらをコントロールできるかどうかの最大の要因は、社内にWEB担当者がいるかどうかです。

担当者がいる会社では、維持費が「言われるままに払うコスト」ではなく、自社で調整できるコストとして扱われるようになります。

担当者がいる会社/いない会社で何が違うのか

WEB担当者の有無による違いは、日々の運用判断に表れます。

項目WEB担当者がいない会社WEB担当者がいる会社
更新対応外注任せで都度依頼優先度を決めて自社判断
管理費の見え方内容がわかりにくい内訳を理解して精査
外注の使い方丸投げになりやすい必要な部分だけ依頼
改善の動き指示待ちになりがち自主的に検討できる

WEB担当者がいない場合、ホームページ運用はブラックボックス化しやすく、管理費相場が妥当かどうかもなかなか判断できません。

一方、WEB担当者がいる会社では、外注内容を理解したうえで取捨選択ができるため、結果として維持費を抑えやすくなります。

維持費を「払うだけ」から「判断できる」状態へ

WEB担当者が育つと、維持費との向き合い方が変わります。

以下のような判断が社内でできるようになるからです。

  • 更新は今月どこまで対応すべきか
  • この作業は外注すべきか、内製で対応できるか
  • SEO対策や広告に、今はどこまで費用をかけるべきか

この判断軸を持ったWEB担当者がいるかどうかで、ホームページは「コスト」から「経営に活かせるツール」へと変わっていきます。

WEB担当者の仕事内容については、こちらの記事をご確認ください。

住宅・建築業界のWEB担当者育成なら「ウェブタン」

住宅・建築業界のWEB担当者育成なら「ウェブタン」

ホームページ維持費の悩みは、金額ではなく社内で判断できないことが原因になっている場合が多くあります。

ウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)は、住宅・建築業界に特化し、WEB担当者育成を通じて維持費を「払うだけ」から「コントロールできる状態」へ導く支援を行っています。

外注と自社運用のバランスに迷っている方は、ウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)にお問い合わせください。

住宅・建築業界に合った無理のないWEB運用の考え方をご案内いたします

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まとめ

ホームページ維持費の考え方から、相場や内訳、外注と内製化の判断ポイントまでを解説しました。

住宅・建築業界では、費用をかけること自体よりも、その費用が何に使われているのかを理解し、判断できる体制が重要になります

今回の内容が、維持費に振り回されないWEB運用への第一歩となり、社内での判断や改善を前向きに進めるためのヒントになれば幸いです。

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