
自社サイトのスタッフ紹介は、会社の雰囲気を伝えるだけでなく、「信頼をつくる重要なWEBコンテンツ」です。
住宅・建築業界では、誰が担当するのかが問い合わせや来店の判断材料になりやすく、デザインによって印象が大きく変わります。
デザインと聞くと難しく感じるものですが、実際はセンスよりも「情報の整理」と「統一感」がポイントです。
そこで今回は住宅建築業界のWEB担当者様をサポートしているウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)が、未経験でも実践できるスタッフ紹介ページのデザインの考え方やつくり方、運用のコツを解説します。
WEB運用に関するお悩みをお持ちの住宅業界の企業様・WEB担当者様は、ウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)へお問い合わせください。
「外注に頼らないWEBサイト運用」を目指す企業様・WEB担当者様をサポートいたします。
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スタッフ紹介は“デザイン”で信頼度が変わる

スタッフ紹介ページのデザインは、会社の姿勢や仕事への向き合い方まで伝える重要な要素です。
写真の大きさや文字の並びが整っているだけで、「対応が丁寧で信頼できる会社」という印象を持ってもらいやすくなります。
反対に、サイズや雰囲気がばらついていると、情報が整理されていない印象につながりかねません。
住宅・建築業界は高額な商品を扱うため、安心して相談できるかどうかが判断のポイントになります。
派手さよりも読みやすさと統一感を優先することが、ユーザーの不安軽減につながります。
初心者でも失敗しないスタッフ紹介デザイン|基本ルールをチェック

スタッフ紹介ページのデザインで最も大切なのは「統一感」です。
デザインの知識がなくても、いくつかの基本ルールを守るだけで、見やすく信頼感のあるページに仕上がります。
①情報の並び順を統一する
全員の情報の順番をそろえるだけで、ページ全体が見やすくなります。
たとえば「名前→役職→担当業務→ひとことコメント」の順に固定すると、読む人は迷わず内容を把握できます。
毎回順番が変わると読み手は無意識にストレスを感じるため、流れを変えないように気をつけましょう。
また、視線の動きが自然に流れるよう、上→下、左→右という基本の読み順を意識してください。
スタッフ紹介で使えるコメントの例文については、こちらの記事をご確認ください。
〈関連ページ〉【住宅建築業界】スタッフ紹介コメントでそのまま使える例文5選|ポイントも解説
②写真・色・フォントのトーンをそろえる
写真の明るさや背景、文字の色がばらつくと、ページ全体が落ち着かない印象になります。
同じ場所で撮影する、背景色を合わせるといった簡単なルールを決めるだけでデザインの統一感が生まれます。
特別な加工をしなくても、印象を大きく整えることが可能です。
③1人あたりの情報量をそろえる
Aさんは3行なのにBさんは10行といったように、情報量に差があると不公平な印象を与えます。
役職や経験年数に関わらず、全員が同じボリュームで紹介されるようにしましょう。
もし役員だけ詳しく書きたい場合は、別ページを設けるのがおすすめです。
文字数をそろえることで、レイアウトも自然に整い、バランスのいいデザインになります。
また、更新時にも迷いが減り、運用が続けやすくなります。
【用途別】スタッフ紹介のデザインパターン(WEB/ボード)

スタッフ紹介のデザインは、掲載する媒体によって最適な見せ方が異なります。
WEBサイトと店頭ボードでは、見られる距離や閲覧環境が違うため、それぞれに合った工夫が必要です。
WEB掲載用のスタッフ紹介ページデザイン

WEBサイトのスタッフ紹介ページは、スマホでの見え方を優先して整えることが重要です。
文字が小さすぎないか、行間が詰まりすぎていないかを確認し、読みやすさを保ちましょう。
写真と名前、役職、短いコメントをひとまとまりにしたカード型レイアウトにすると、情報が整理されて見やすくなります。
カード型レイアウトは、1人ずつを枠で囲んで配置する手法で、複数人を並べても見分けやすくなります。
プライバシーに配慮したい場合は、個別写真ではなく集合写真を使う方法も選択肢のひとつです。
〈参考サイト〉株式会社ミライスタイルのメンバー紹介のページ
店頭ボード用のスタッフ紹介デザイン
店頭に設置するボードは「親しみやすさ」が最優先です。
手書き風のフォントやイラスト、温かみのある色使いで、気軽に声をかけやすい雰囲気をつくりましょう。
完璧すぎるデザインよりも、少しだけラフなほうが人間味が伝わります。
店頭ボード用のスタッフ紹介デザインでは、遠くからでも見やすい配置を意識することも大切です。
情報を詰め込みすぎると読みにくくなるため、名前と顔、ひとことコメント程度に絞ると効果的です。
住宅・建築業界で“やりすぎな演出”はNG
親しみやすさを出そうとして、面白さや装飾を強調しすぎると信頼性が下がる場合があります。
極端に派手な色や大きすぎる文字は落ち着きのない印象を与えます。
住宅・建築業界では安心感が重要なため、誠実さが伝わる落ち着いたデザインを心がけることが大切です。
かわいさや個性は控えめに取り入れるとバランスが保てます。
建設会社のWEBサイトをかっこよくする方法は、こちらの記事をご確認ください。
〈関連ページ〉建設会社のホームページをかっこよくする方法|施工事例やデザインで信頼される設計を解説
スタッフ紹介ページの見せ方や表現の整え方で迷われた場合は、住宅・建築業界に特化した支援を行うウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)へお問い合わせください。
自社の雰囲気に合ったデザイン設計や運用の考え方まで、実務に沿ってサポートいたします。
活動内容を見る セミナー・視察会を見る 協会に加盟する写真がそろわないときの代替デザイン|イラスト・アイコン活用

ときには、スタッフ全員の写真を同じ条件で用意できないこともあります。
その場合は、イラストやアイコンを活用することで統一感を保ちながら魅力的なページをつくれます。
似顔絵・イラストを使う
似顔絵やイラストには、写真とは違った温かみがあります。
特に地域密着型の工務店やリフォーム会社では、堅苦しさを和らげ、親しみやすさを演出することが可能です。
写真に抵抗があるスタッフでも、イラストなら協力してもらいやすくなります。
クラウドソーシングなどで手頃な価格でイラストレーターに依頼できるため、予算が限られていても導入しやすいといえます。
統一感を崩さない使い方のコツ
イラストを使う場合は、タッチや色味をそろえることが重要です。
違う雰囲気の絵が混ざると、全体がまとまりにくくなります。
同じ作風で制作する、色の系統を合わせるなどのルールを決めると、統一感のあるページに整います。
無料テンプレートは使用OKか|初心者向けの安全な使い方

デザインに自信がない場合、無料テンプレートを活用するのは有効な手段です。
ただし、そのまま使うと「どこかで見たことがある印象」になり、自社の個性が伝わりません。
無料テンプレートはそのまま使うと失敗しやすい
無料テンプレートは便利ですが、そのまま使うと「自社らしさ」が出にくくなる点に注意しましょう。
多くの人が使うことを前提につくられているため、自社の雰囲気やサービス内容に合わない場合もあります。
たとえばIT企業向けのクールなデザインを工務店で使うと、会社の雰囲気と合わずちぐはぐな印象になってしまいます。
また、人気のテンプレートは多くの企業が使っているため、他社と似たデザインになるケースも少なくありません。
そのまま使用すると手抜き感が出てしまい、信頼性の低下につながる恐れもあります。
テンプレートを自社用に整えるポイント
テンプレートを使う場合は、写真を自社のものに変更するだけでなく、色味や雰囲気を会社のイメージに合わせて調整することが大切です。
自社のテーマカラーを反映させると、ページ全体の印象に統一感が生まれます。
さらに、掲載項目の並び順やフォントも見直し、自社の伝え方に合った形に整えましょう。
こうした調整を加えることで、テンプレートを使っても自社らしさが伝わるスタッフ紹介ページに仕上がります。
スタッフ紹介を“つくって終わり”にしない運用ルール

スタッフ紹介ページは、一度つくって公開すれば完了ではありません。
人の入れ替わりや異動があるため、定期的な更新が不可欠です。
更新が止まる会社の共通点
スタッフ紹介ページが更新されなくなる会社には、いくつかの共通点があります。
以下のような場合は、更新が滞りやすくなります。
- 担当者が決まっておらず、責任の所在が曖昧
- 写真撮影のタイミングが決まっていない
- 文字数や記載内容の基準がなく、毎回迷いが生じる
仕組みがないままつくると、良いデザインでも活かしきれません。
異動や退職があっても誰が修正するのかわからず、そのまま放置されるケースもあります。
特に住宅・建築業界では、古い情報が残っていると「全体の管理が行き届いていない印象」を与える可能性があります。
初心者でも回せる更新フロー
まず担当者を明確に決めることから始めましょう。
理想は正担当と副担当の2名体制です。
どちらかが不在でも対応できる体制をつくっておくと安心できます。
次に更新のタイミングをルール化してください。
「4月・10月の年2回」「新入社員が入ったとき」「退職者が出たとき」など、具体的に決めておきます。
カレンダーやタスク管理ツールにリマインダーを設定しておくと忘れません。
最後にチェックリストを用意しましょう。
以下のような項目を毎回確認します。
- 退職者・異動者の情報は削除したか
- 新入社員の情報は追加したか
- 写真は最新のものに更新したか
- リンク切れはないか
- スマホ表示は正常か
このチェックリストをマニュアルとしてまとめ、誰でも更新できる状態にしておくことが大切です。
もし社内だけでの運用に不安がある場合は、WEB運用の専門家によるサポートを受けるのも有効な選択肢です。
ウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)では、こうした更新フローの構築から担当者育成まで、住宅・建築業界に特化した支援を行っています。
スタッフ紹介ページの運用体制づくりやWEB担当者育成にお悩みの方は、ウェブタン(住宅建築WEB担当者育成協会)にお問い合わせください。
更新フローの整備から社内で回せる運用体制の構築まで、実務に合わせてサポートいたします。
活動内容を見る セミナー・視察会を見る 協会に加盟する社内での運用体制づくりを学びたい方は、基礎から理解できるセミナーも参考になります。
WEBサイト運用セミナーの詳細は、こちらの記事をご確認ください。
〈関連ページ〉WEBサイト運用セミナー|受講のメリット・デメリットと選び方、集客力アップのポイント
まとめ
スタッフ紹介デザインの考え方や整え方、用途別の見せ方、運用のポイントなどを解説してきました。
スタッフ紹介ページのデザインは、安心して相談できるかどうかの判断材料になるため、WEB集客や企業ブランディングにも大きく影響します。
今回紹介した内容を参考にして、安心感が伝わり、社内で無理なく運用できるスタッフ紹介ページづくりにつなげていただけると幸いです。